2013年11月26日(火)
最近の山歩きで常習化しつつある足指の神経障害(モートン病)の対策に悩んだ挙句、思い切ってブーツとインソールを替えてみることにした。金がかかっても、これで辛い痛みから解放されるのであればと、すがる思いで新調してしまった。
ちなみにブーツは試し履きで一番フィット感が良かったLa Sportive Trango、インソールはモートン病対策として評価の高い村井インソールプロ。早速これらのニューグッズを試すため、一番近くてお手軽なお山、塔ノ岳大倉尾根へと向かった。
いつもの有料駐車場に車を入れて日の出を待って歩き出す。登山口へと続く舗装道路を登りながら履き心地をチェック。足全体が優しく包み込まれているようで中々感触が良い。重量的にも片足650g程度であり軽快だ。
登山口 まだ少し薄暗い
特に違和感は無いようなので少しスピードアップ。比較的気温が高かったせいかすぐに汗が額を伝い始める。Trangoは3DFlexシステムと称して特に足首の自由度が高く作られているとのことだ。ソールの硬い靴にしてはフラットな山道でも歩行が楽との謳い文句に乗せられたが、一応納得できる感じ。
落ち葉の絨毯 モミジの見事な紅葉
モミジの回廊
泥道、石のゴロゴロする急登、階段等、変化のある登山道で何らトラブルが生じることもなく2時間10分で山頂到着。1200mの高度差を登行した割には疲労感もそれほどではない。大観望に寄り道しなければ、あと10分は短縮できただろう。
いつ来ても気持ちの良い山頂 尊仏山荘
昨日の低気圧通過で更に白くなった富士山
今のところ結果はかなりポジティブで合格点。歩きやすかったし、靴と足との相性は悪くないようだ。さて問題は下りがどうかだ。
靴紐をしっかり締め直して下山開始。何事も無いことを期待したが、世の中そう甘くはない。右足の中指に若干の痺れがある。しかし以前のように、思わず立ち止まってしまうほどの痛みでは無いので実害はなさそう。
この階段歩きが中々辛い 短パンTシャツの名物強力さん
再びモミジの回廊へ
どんどん下っていくうちに今度は左足の中指に違和感が出て来た。これはちょっと問題だぞと身構えたが、よく見れば靴紐が緩んで靴のなかで足が遊んでいた。靴紐を締め直して何とか解決。下山を継続し11時5分大倉に無事帰着した。
新調した靴とインソールは、シンデレラフィットという訳にはいかず若干の不安は残るものの、まずまずの結果ではなかったかと思う。結論として来週からの海外トレッキングのお供に連れて行くことに決めた。
行動時間 4時間30分
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