乗鞍岳BC   岐阜・長野県 3026m           
 


2024年2月8日(木)

 
かつての仕事仲間とはいまだに付き合いがあり、毎年Ski&Spa旅行を共にしている。歳を追うごとにSpaの比重が増してはいるものの、今年で最後と毎回言いながら老骨に鞭打ってSkiの方も続けている。今回は平湯温泉スキー場で遊んだ後、奥飛騨で温泉と宴会三昧というプラン。

 ゲレンデスキーだけでは飽き足らない私は仲間に合流する前に、ちょこっと山スキーを楽しもうということで、BCを始めた頃に何度か通った乗鞍岳に寄り道することにした。

 集合時間の制約があるので、時間を決めて行けるところまで行って引き返すという腹積もり。リフトは使わないと決めていたので、標高1600m付近の休暇村乗鞍高原から休止中のゲレンデをハイクアップすることにした。車載の温度計で気温はマイナス12℃。さらさらの新雪が20cmほど積もっているので、パウダーランの期待を胸にスタート。

 3時間で位ヶ原までという目標を立ててはみたものの、例によって亀の歩み、残念ながら位ヶ原手前の標高2300m付近でタイムアップとなってしまった。

 小休止の後、ワクワクしながら滑走開始。ところが、ツアーコースのパウダーを楽しみながらゆったり滑走するという目論見は、道具のメンテをさぼったつけで、もろくも崩れ去ってしまった。スキーの滑走面があちこち凍り付き、落としても落としてもすぐに雪が付着してしまう始末。そんな妖怪板つかみとのバトルが続いて、余り楽しめないまま山スキーの部は終了してしまった。

 消化不良となった滑走はさておき、見上げれば無風快晴で文句なしの登山日和。8年ぶりの乗鞍岳の雄姿を間近に眺めることが出来ただけで十分満足だ。午後は仲間に合流し、ゲレンデスキーを和気あいあいと楽しんだ後、宴会の部に突入。こんなゆるゆるペースが性に合ってきたのも年のなせる業かも知れない。


先行者のトレースを有難く拝借しハイクアップ



快晴無風で山頂を狙うには絶好の登山日和



ゲレンデからツアーコースに入るとハイウェイが仕上がっていた





ツアーコースから外れて森の中で小休止 北アルプス方面を望む



位ヶ原へ登り上げる急坂が見える



Adios Hasta la visita!


  
Map
 Track
Weather  Map 
  トップ                              山歩き 
inserted by FC2 system