鞍掛山  2032m 山梨県      
 

2022年7月25日(月)

 前回、日光白根山で危ない転び方をして突発性難聴からの完全復活には、もう少しリハビリが必要なことを痛感。その後も、毎朝散歩しながらウロウロ、キョロキョロと挙動不審者まがいの小脳リハビリを続けた結果、ようやく100%ではないものの、以前の体調まで回復してきた。

 そんな折、群馬のKさんから沢歩きのお誘いがあり、コースは3年前にも歩いた鞍掛沢から乗越沢、さらに新味を追加して鞍掛山からバリルートで下山というもの。体調とコース内容に不安が無いと言えば噓になるが、久しぶりに老人虐待企画に乗ってみるのも悪くないと二つ返事で同行させてもらうことになった。

 その結果は、一言で言えば「やっと山らしい山を歩くまで回復できたという達成感と満足感」。尾白川渓谷の鞍掛沢といえば、美しい花崗岩と深い緑の釜を持つ癒しの沢。この素晴らしい渓谷美に囲まれて、爽快な水浴びや四肢を駆使しての滝越え、更にはバリルートの緊張感溢れる急下降等々、歳を忘れてアスレチックを楽しむことができた。翌日も全身の筋肉痛と共にハードワークの余韻を味わっている。

 今回の機会を与えてくれたKさん、大感謝です。


行動時間 10時間35分


林道歩きスタート 5:20



錦滝 日向山からここへ下山する登山道は通行止め



トンネルを三つ抜けると下降点、その前に鞍掛山の下山路を確認しておかねば、、、



下降点から入渓 固定ロープがあり助かる



入渓 日が差していないので水の色は今一つ冴えない



遡行開始 水量はどちらかと言えば少ない方かも



水はちょっと冷たいが気持ち良い



水流に磨かれたナメが美しい



手にはウイペット これは沢でも様々な局面で重宝する



本谷との分岐を過ぎると、、、



水量が減って来るが、ここから鞍掛沢は本領を発揮












この滝は簡単そうに見えて手強く前回に続き敗退 ぬめりが苦手




まだ朝なのに、たそがれる私



ここから乗越沢へ コケをタワシで落としながら登るKさん



上と同じ滝 ぬめりを避けスタンスを探す私



源頭部が近くなってきたが、



滝はまだ続く ぬめりが怖い 私は最後の滝上部で滑ってプチ滑落 危なかった



流れはいつしか伏流となり、



鞍部までもう一息



鞍掛山鞍部に到着



鞍掛山展望台から甲斐駒の雄姿



鋸岳方面 ガスで眺望は今一つ



信仰登山の名残



愈々本日二つ目のハイライト、バリルートの下山 危険個所はロープを出しながら下る



檻に閉じこめられる



長いシュリンゲも便利



同上

 体中泥まみれとなったが、怪我もせず無事下山完了。15時55分。



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