雲取山  東京都 2017m    百名山 


  

20081129

 明け方4時過ぎに自宅を出発。同じ東京都ということもあって今回は高速を使わず、一般道を行くことにした。複雑なルートをナビのおかげで6時には奥多摩湖畔の鴨沢に到着することができた。もっと上の小袖に車をとめることが出来るかも知れないが、薄暗がりの山道は走りたくないので、ここから歩き始めることにする。小一時間ほど歩くとまた車道に出た。ここが小袖だろう。一台のバンが駐車しており2人の登山者が身支度をしていた。車道をさらに進んだところには3台車が停めてある。ここに駐車すれば往復1時間半が節約できたかも知れない。ちょっと後悔するが今更仕方がない。ここから再び登山道に戻り、緩い上り坂を行く。盛りを過ぎたとは言え燃え立つような紅葉が素晴らしいこの辺りでニホンザルの十数匹の群れに遭遇した。朝日に毛並みが金色に輝き美しい。 カメラを取り出そうとしているうちに群れはどこかへ姿を隠してしまった。

 
 
盛りを過ぎたとはいえまだ見事な紅葉


 
良く整備された道を七ツ石小屋まで進み、七ツ石山の縦走ルートを通ることとした。この辺りから雪で道が覆われはじめ、ガスが濃くなってきた。風も強くなってきたが、手袋を忘れてきたため、手が凍えて冷たい。片手を交互にポケットに入れて暖をとりながら進む。

 
すっかり雪景色の七ツ石山


濃いガスで眺望なしの山頂

 七ツ石山頂を越えて幅広い尾根沿いに進むと自転車を担いだ二人組みが休憩していた。 マウンテンバイクとは言え雪道はどうなのだろう。頂上近くの急登を終えて非難小屋に到着したが、中には入らず、すぐに近くの雲取山頂に向かった。頂上付近は深いガスで何も見えない。 天気予報では晴れのはずであったのにとうらめしく思うも致し方なし。視界がほとんどゼロなので、長居は無用とすぐに下山を開始した。

下界に近づくにつて晴れて来たが、結局山頂付近はどうなったのだろう。翌日であれば確実に快晴だったと思われるが、後の祭り。続々と登りの登山者とすれ違う。なかにはハイキング姿の軽装な若き女性もいて、上の雪で苦労するのではとちょっと気の毒になる。駐車場には2時頃に到着。昼食も立ったままで食べ殆ど休みなしだったので殆どが歩行時間の合計8時間の山歩きだった。帰路は往路と同様に一般道を行くことにしたが、至る所大渋滞で自宅到着は7時過ぎ、山歩きより運転でへとへとなり我が家へ辿り着いた。

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