神楽ヶ峰BC   新潟県            
 


2021年12月23日(木)

 山スキー・シーズンインに向けて準備万端と言いたいところだが、実はその反対でお寒い限り。シールは保管が悪くてグルーがベタベタの鳥もち状態だし、数少ないブーツの一足はバックルが締まらない有様。もう年なので山道具への散財は控えてようと思っていたが、このままでは「私の山歩き」は強制終了の道を辿りかねない。個人も企業と同じ、必要な投資を続けていなければどんどん先細りジリ貧になってしまう。という訳でリニューアル計画をスタート。

 差し当たってはシール。これまでG3とポモカ一筋というか二筋だったのだが、G3はどうもグルーの劣化が早いし、ポモカはテールフックがちゃちで外れやすい。そこで初めてBDを購入。シーズンインがてら実地に試してみることにした。向かった先は定番の神楽。

 今回はニセ神楽まで他人様のトレースを使わずにハイクアップしてみた。天気もまずまず上々。久々のラッセルの感触が新鮮で、成長途中のモンスターとのご対面も嬉しい。おかげで足首から脛ラッセルも苦にならない。BDはウルトラライトを謳うだけあってとても軽いし、テールフックもしっかりと板に固定してポモカのようにズレることはなかった。グルーはかなり粘着力が強いように感じたが、これは春先のシャバ雪を試してみるまでは何とも言えない。

 ニセ神楽のピークからは沢沿いに田代スキー場へ、さらにロープウェイ山頂駅までノンストップで滑降。久しぶりのパウダーを満喫できたが、たったこれだけで太腿がパンパン。シーズン初めは仕方ないのかも知れないが、やはり鍛え方が全然足りない。投資はハード(道具)だけではなくソフト(リフト券)にも必要なようだ。

 ところで懸念していたスキー場の感染対策は、出来ている様な、そうでない様な中途半端な感じ。ちゃんと検温してから入場、ロープウェイの待ち行列も長々とソーシャルディスタンスを保つようになっている。これなら大丈夫とひと安心したのもつかの間、乗り込む段になると相変わらずのすし詰め状態というチグハグさ。感染急拡大のオミクロン株にやられてスキー場閉鎖というような憂き目に遭わないことを祈るばかりだ。

 
Equipment Voile Supercharger Woman 164cm/Scarpa F1Tr




ゲレンデトップより中尾根 思っていたより雪がついている







滑降した谷




モンスター完成までもう一息 稜線近くはガスに覆われてしまった



ニセ神楽から神楽ヶ峰を眺めるが視界不良 苗場山も



あっという間に下ってしまい撮ったシュプールはこれだけ




  
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