2019年12月15日(日)
師走もカウントダウンに入ってからの初滑りは毎年恒例の神楽詣で。スキーの師と仰ぐお二人、Yさん、Kさんにご一緒させてもらい、久々の雪景色とスキーを堪能してきた。
国境の長いトンネルを抜けても雪国とはならず、拍子抜けするほどの寡雪。三俣の駐車場にも殆ど積雪は見られない。しかし、こんな状況でスキーになるのだろうかという心配は杞憂だった。ロープウェイ、ゴンドラと乗り継いで高度を上げるにつれ、すっかり雪化粧したゲレンデが出迎えてくれたのだ。
景色が良くてもままならないのはスキー技術。最初はゲレンデでスキーの感を取り戻すのに精いっぱい。もっとも半年のブランクで下手がさらに下手になっていただけなので大差ないというのが正直なところ。Kさん指導の下、悪い癖の修正に反復練習を行う。
Yさんも到着されたので、ゲレンデ練習を切り上げ、10時過ぎにハイクアップ開始。夏道沿いにニセ神楽を目指した。思いの他、フカフカの新雪がかなり積もっておりパウダー滑走の期待が高まる。第五ロマンスリフト降り場近くで先行していたお二人をキャッチアップ。Yさん、Kさん、お二人が良くご存じのスキー場関係者の方だった。本日の入山者は我々含めて5人ということになる。有難くもほぼ貸し切り状態ということ。
積雪状況 中尾根方面はブッシュが露出し滑走は無理
ゲレンデにもブッシュ
第五ロマンスリフト直下は滑走に十分な積雪量 モデルはYさん
リフト終点からは、私がトップでラッセルする。久しぶりに新雪を踏みしめる感触が妙に嬉しくて思わず顔が綻んでしまう。天気は今一つで視界も十分とは言えないが、お日様が出れば雪が死んでしまうので、これはこれで好都合。
中ノ芝辺りから上はパウダーゾーン有り
ニセ神楽直下は十分な積雪量 モデルはKさん
ニセ神楽のピーク手前でハイクアップを切り上げシールオフ、滑走モードに切り替えた。Kさんに続いて、滑り出すととろける様な快適なパウダーラン。これでは一度で済ますことは出来ない。上ノ芝辺りまで滑り降りたところで、再度シールオン。登り返してお替りを頂戴した。
先陣を切って滑走するKさん
ゲレンデまで滑り降りた後は、ロープウェイ山頂駅までの長い道程をひたすら我慢の滑り。慣れない筋肉を酷使した太腿がすっかりやられて終盤はスキーにならなかったが、寡雪のなか、予期せぬパウダーも味わうことも出来て満足のシーズンイン初日となった。
行動時間 5時間
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