2021年5月23日(日)
瑞々しい新緑とシロヤシオ、アカヤシオの群生を愛でることのできる西丹沢の檜洞丸。初夏のこの時期、毎年欠かさず歩いている。特に檜洞丸から南に延びる石棚山稜は、歩く人も少なく、休日であっても静かな花見を楽しむことができるお気に入りの場所だ。
そんな西丹沢なのだが、今日は上高地と見紛うばかりの大異変が起きていた。午前4時という早い時間にも関わらず、ビジターセンター前の空き地は既に車でびっしり。割り込める隙間は1ミリも無い。仕方なくUターンし駐車スペースを探し求めてウロウロ。結局箒沢のキャンプ場まで引き返したところでようやく空きを見つけることが出来た。私同様次から次に引き返して来た車が路駐を始めている。
雨続きの中で休日と重なった貴重な晴れ間、それに蔓延防止措置や緊急事態宣言下、遠出を避け近場のお手軽なところでお花見ハイキングという心理は誰しも同じ。それにしてもこんな凄まじい込みようは初めてだ。案の定、静かなはずの石棚山稜は密でまるで銀座通り。すれ違った人は数えきれないほど。マスク無しの人が殆どなので都会よりも余程感染リスクが高くなってしまった。ともあれ、こんな平常時ではあり得ない心配をせずに心から山歩きを楽しめる日が一日も早く戻って欲しいと切に願うばかり。
ツツジ新道登山口へと向かう 途中のキャンプ場も満杯状態
ゴーラ沢出合い 昨日までの雨で水量はやや多め
沢を渡ると急登が始まる
標高の低いところは落花が始まっている
1400mを越えた辺りから見頃になってきた
新緑とのコラボが見事
来た甲斐があった
山頂を辞すころにはすっかり雲に包まれてしまった
今がピーク
濡れて滑りそうな木道 コバイケイソウの緑が美しい
檜洞丸山頂から 7合目辺りまで滑れそうだがもう富士山は無理かな、、、
下山開始 ガスがどんどん上がってくる
石棚山稜のシロヤシオ
石棚山稜の新緑
遊歩道を散策
そろそろ見納め
庭園を散策するカップル
箒沢に下山すると車列が果てしなく続いていた
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