2021年1月16日(土)
二度目の新型コロナの緊急事態宣言発令で外での飲食と並び、不要不急の外出にも自粛の要請有り。サンデー毎日の身にとっては有用火急の外出など無きに等しいわけで,真面目に自粛するとなれば完全な引きこもり状態になってしまう。このままでは下手すればサルコペニア、少なくとも山で使い物になる筋力の低下が避けられない。更にはコロナに打ち勝つ免疫力も損なわれそうだ。
そう考えると緊急事態下であっても山歩きは封印したくはない。要は人との接触が断てれば良いので、自分なりのルールをリストアップしてみた。
■リスクの高い雪山登山や山スキーは万一の際、救助や医療関係者に負担をかけることになる。
感染が落ち着くまでまで当面お預け。低山ハイキングに徹する。
■人と遭遇する可能性の低い夜明け前に行動。
■人気のメインルートは出来るだけ避ける。バリエーション・ルートを積極活用。
■行き帰りは基本ドア・ツー・ドアで。SAやコンビニにも立ち寄らない。
上記のルールに沿って丹沢檜洞丸で筋トレを行ってきた。西丹沢ビジターセンターに一番乗りし、スタートは漆黒の闇の中、午前5時30分。檜洞丸登頂後は石棚山稜へと回り、テシロノ頭の先のピークから知る人ぞ知る尾根を下山。地図に登山道の記載は無く、GPSとあるかないかの薄い踏み跡が頼り。道中出会ったのは山頂直下の女性一人だけで、密とは対極の山歩きを楽しむことができた。NGだったのは、ヘッドランプを忘れたこと。スマホのフラッシュライトの頼りない明かりを頼りにせねばならなかった。躓きでもすればスマホを谷底に放り投げてしまうのではと一歩一歩気が抜けない。夜が明け、足元が見えるようになってようやく一安心。以後気をつけねば。
行動時間 5時間25分
やっと暗闇から解放された
つつじ新道展望台からのモルゲンロートに染まる富士山
5月にはシロヤシオが満開になるお気に入りの場所
雪の残る山頂
雪の付き方が例年と違うような。。。
南アルプス 今一つスッキリとせず残念
蛭ヶ岳に挨拶して下山開始
富士山を正面に見据えながら石棚山稜へと向かう
石棚山稜のこの雰囲気が気に入っている
ここからバリエーションルートへ
急坂が続くが気持ちの良い尾根
尾根の末端に来ると岩場が連続 立ち木につかまりながら下る
東沢の河原に降り立つ ビジターセンターはここから1㎞
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