2020年5月24日(日)
緊急事態宣言が東京でもようやく解除される運びとなった。長く沈鬱な巣ごもりから解放されるのは本当に嬉しい。今が旬の新緑と残雪の山を早く歩いてみたいが実際のところはどうなのだろう。宣言が解除されると言っても具体的な施策は各自治体任せ。日々の行動を縛る様々な自粛解除は段階的実施とのことなので、そう簡単ではないようだ。
山歩きを再開する上で最も気になるのは、移動制限の解除がどうなるのかという点。地元に歩き甲斐のある山が限られた都内在住者としては、都県またぎの禁を犯さなければならないからだ。報道によれば来月から首都圏内の移動自粛は解除の方向らしい。そこでお叱り覚悟で一週間フライングし、お隣の神奈川県を訪問。この時期恒例の西丹沢お花見ハイキングをしてきた。もちろん行き帰りともドア・ツー・ドアに徹して何処にも寄り道しなかったことは言うまでもない。
三密を少しでも避けようと暗いうちからスタート。二か月近いブランクがあった山歩きだが、どうやら毎日続けていた早朝ウォーキングとスクワットが奏功したらしい。息が上がったり足が攣るというようなこともなく新緑、ツツジ、そして富士山の三点セットを思う存分満喫することが出来た。
この先さらに自粛が緩めばアルプスなど中部山岳方面にも足を伸ばしてみたいが、首都圏外となるとまだまだハードルが高そうだ。山梨県や長野県は、特定都道府県からの観光、レジャー目的の来訪自粛を強く求めているからだ。こうしたコロナ縛りが一日も早く解消されることを切に願わずにはいられない。
行動時間 5時間45分
新緑が目に染みる
ゴーラ沢出合い
富士山を垣間見る つらい急登の癒し
お目当ての一つ
これも
コバイケイソウも健在
山頂到着 ここまで2時間35分
残雪豊富。しかし恒例の板納めは今年はできそうにない
これから向かう石棚山
石棚山稜は人も少なくお気に入りの山域
気が付かないと通り過ぎてしまいそうな石棚山山頂
標高差約1000mを一気に下ってここへ下山
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