編笠山・権現岳   長野・山梨県      
 

2022年9月30日(金)

 久々の快晴続き。9月最終日は、観音平からの編笠山と権現岳を歩くことにした。自宅からそれほど遠くも無く、南八ヶ岳のアルペンチックな眺望を楽しめるし、標高差も1,500m程度と体力つくりにもうってつけのコースなのだ。

 ここを初めて歩いたのは8年前、それ以来毎年のように訪れている。こうして繰り返し同じコースを歩くと、体力低下の有様が実によくわかる。8年前には6時間台の所要時間が、6年前には7時間越え、2年前には8時間、そして今回は9時間近くもかかってしまった。しかも疲労度も時間相応。

 私にとってはお手軽な定番ハイキングコースのはずが、年々難易度の高い山に化けているのはショックだが、何でも歳のせいと片づけてしまうのは早計だ。冷静に振り返れば加齢がすべての原因とは言い切れないことがわかる。体力低下の最大の要因は、間違いなく山に足を運んだ回数だろう。8年前の年間山行回数は51回、2年前は32回、そして今年は10月になろうというのに何とたったの13回、ほぼ月一のペースでしか山を歩いていないのだ。

 よく言われるように、山で使う筋力は山でしか鍛えられない。加齢は止められないが、山行回数はモチベーション次第でどうにでもなる。安全快適に山を楽しもうと思うなら、こまめに山に通うしかないという、当たり前のことに気づかされた今回の山歩きでした。



5時5分に観音平をスタート 雲海の手前で夜明けを迎えた



巨岩を縫うように登っていく



森林限界近く 手つかずの自然がある



南アルプスもくっきり



7時55分 編笠山山頂



この日、富士山が初冠雪したとか 早速行ってみたいが今の体力じゃNG





青年小屋へと下る



甲府盆地の方から早くもガスが上がってきた



権現岳は目前。足が上がらない、上がるのは息ばかり



ギボシへの登り



雪が付いていると緊張するところ



権現小屋が見えてきた



秋の気配漂う南八ツのお歴々



以前頂きに刺さっていた剣は抜け落ちていた



眺望を堪能したら、三ツ頭へと向かう



振り返ればこの景色



三ツ頭から木戸口公演へ下山開始 ナナカマドが色づいている



道は良いのに、インソールを忘れて足が豆だらけの辛い下山


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