雁ヶ峰BC   1667m 新潟県            
 


2017年2月25日(土)

 かぐらを隅から隅まで熟知するYさんと群馬のKさんにお供しての雁ヶ峰ツアー。お二人のおかげで標高1840mのゲレンデトップからロープウェイ山頂駅まで、距離にして12Km、標高差1000mのロングコースを存分に堪能することができた。今回も足回りはウロコ板。緩い起伏の続くコースなので機動力に優れたV6BCが大活躍してくれた。

 かぐらスキー場には昨年暮れ以来およそ2ヶ月ぶり。同じスキー場とは思えないほど積雪量が増えていたのに驚く。階段を登って出入りしていた無料休憩所の一階部分は雪に埋もれて影も形もない。積雪量の公表値、380cmは決して誇大ではなかった。

 例によって何本かゲレンデで足慣らしをした後、ゲレンデトップへと移動する。10時30分、シールオンしてスタート。今回はお二人の強力なナビがついているのでお気楽な大名登山。GPSをオンにすることすら失念し、残念ながらログは無い。






 それでも一応予習はしているので、どこを歩いているかぐらいはわかる。中尾根や清八ノ頭のピークを効率よく巻いて霧ノ頭へ。この先のルートは事前に調べたところでは黒岩ノ平から高見尾根を経由して雁ヶ峰を目指している例が殆ど。お二人のコース取りはもう少し北側からアプローチしていたようだ。




 霧ノ頭からパウダーを楽しんで雁ヶ峰へ。ここからは更に標高差700mの滑降がお待ちかね。雪質は気温の高い日や雨があった割には、総じてVery good。薄く新雪をまぶしたクラスト斜面には少々苦戦。幸いそれは大勢ではなかった。スロープを少し変えればフェースショットするようなパウダーを満喫できた。中間部は気温が上昇してやや重パウダー、スキー場を前にした最下部はターンに苦労する半ば腐りかけの雪と変化に富んでいた。






 ゴンドラ山頂駅に帰着したのは午後2時25分。4時間足らずとは言え、神楽ヶ峰や中尾根など、ゲレンデに毛の生えたようなBCとは一線を画す重厚なBCツアーを経験することができた。Yさん、Kさんには改めて深謝する次第です。


  
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