2021年3月3日(水)
緊急事態宣言発令から二か月余り。山スキーは自粛できても山歩きの封印はご勘弁ということで、近場の低山ハイクで細々とストレスを発散させてきたが、二月に入ってからは持病の股関節痛に加え膝関節痛も再発し、悶々と巣籠の日々を送ることになってしまった。
それでも営々と励んだリハビリが奏功したのか、月が替わる頃になってようやく痛みも治まってきた。そろそろ山歩きを再開できそうだとリハビリ山行第一号として選んだ先は武甲山。私にとって関東周辺で唯一足跡を残せていない二百名山だ。
石灰岩の採掘で山容破壊が進み、無残にも白いピラミッドと化した人工の山。そんなネガティブイメージで、これまで今一つ登高意欲が湧かなかったが、標高差は知れているし登山道は良く整備されているらしい。それならリハビリにはうってつけだろうということで今回白羽の矢を立てたわけ。
実地に武甲山を歩いてみた結果、
●採掘対象となっているのは鉱床のある北面のみ、南側には豊かな自然が残されている。
●小持山から大持山にかけては展望が開け、気持ちの良い縦走コース
等々、好印象を持ちこの山に対する偏見を払拭することができた。長らく停滞していた二百名山が一座ゲットできたことも嬉しい。そして何よりの収穫は、多少の鈍痛はあったものの、無理をしなければほぼ普段通りに山を歩けたこと。しかし復調に影をさすのは新型コロナ。首都圏の緊急事態宣言解除は遠のきそうな雲行きだが、せめてザラメ滑走の感触くらいは味わいたいものだ。。。
行動時間 4時間35分
6時10分にスタート。コンクリート舗装された参道を行く
このような丁目表示が続く ちなみに山頂の御岳神社前は52丁目
杉林に陽が差してきた
見事な杉の巨木
杉林の外に広がる自然の植生
風が冷たいので早々に下山
眼下に広がる市街地を俯瞰
、、、だそうです
小持山へ向かう
尾根筋はこんな感じ
スケートリンクもあった
武甲山は南北東西で変化が顕著 西側が自然林、東側が杉林
小持山
両神山方面 しかし、どれが何やら、、、
左が自然林、右が杉林と分け目くっきり
殆ど林道のような尾根道
妻坂峠
10時45分 駐車場に帰着 車が結構あるが山中出会ったのは6人だけ
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